Lightroomはとっても楽しい!


先日AmazonさんからLightroom3が届き、NASに溜め込んだ写真をカタログに読み込んだのでイロイロと触っていたわけですが。

結論から言うと写真ライフがさらに楽しく充実しそうな予感。

カメラは好きとは言うものの、どちらかというとガジェットとしてのカメラが好きから写真を始めたタイプということもあり、シャッターを切るのは大好きだけどその後とったデータの管理が億劫になっていた私。どうして億劫になっていたかという理由を辿ると、その理由の一つに写真管理ソフトに不満があったということがあると思います。

まず、カメラの付属ソフトの場合、基本的にはそのメーカーのカメラ用に作られていることが多いです。専用ソフトはカメラ独自の機能(OLYMPUSならアートフィルターなど)に対応したRAW現像ができるという強みがある反面、デジタル一眼をメインに使いながら普段はGR DIGITAL3を持ち歩いている自分にはそれぞれの写真管理がバラバラになってしまうというデメリットがありました。

また、撮影した画像の補正等も方やバンドルソフトを使い、方や別のソフトを使うことにも繋がるので結果的に管理そのものが億劫になってしまう結果になっていたと思います。

そこで写真の管理から現像・補正、紙やWebへの最終出力までをワンストップでコントロールできる専用ソフト「Adobe Lightroom」を導入に至ったわけです。前回も触れましたが、現像メイン、あるいは管理だけというソフトは数ありますが、すべてをトータルで満足の行く機能を網羅しているのはLightroomMacであればApertureもありますが)以外の選択肢は考えられませんでした。

すべての写真をカタログファイルという形でデータベース化し大量の写真をスピーディかつスマートに探し出せる写真管理機能、業界標準Photoshop譲りの高機能で高画質なRAW現像と写真補正。特に写真補正はオリジナルファイルを壊さずに補正できる「非破壊編集」機能により納得のイメージを引き出すまで何度でも編集をトライできるのが素晴らしいです。

そして納得の良くイメージが完成した時点でファイルやFlickrなどに出力することができます。もちろんこの時点でも画像はあくまで「書き出し」で元のファイルは上書きされないので非破壊編集はここでも徹底されています。このことで例えば、Webやメールにはサイズを小さくしたものを作り、印刷用には改めて大きなサイズで出力するということができるようになります。

などなど、自分自身まだ使い始めたばかりで知らない機能がいっぱいあると思いますがざっと眺めただけでも撮った写真をそのまま放置しないで、ちゃんと「作品」として残したくなるモチベーションが湧いてくるから不思議なものです。

そんなわけで、写真を撮りっぱなしでHDDの肥やしにしている人や、複数台のカメラを所有していて、それらの写真をまとめて管理したいなんて方には強くお勧めしたいソフトです。

Adobe Photoshop Lightroom 3.0 Windows/Macintosh版 (旧価格品)

Adobe Photoshop Lightroom 3.0 Windows/Macintosh版 (旧価格品)

とはいえ、さすがにプロ用途にも使えるソフトなのでそれなりのお値段がするのも事実。Adobeのサイトには体験版も置いてあるので気になる方は試してみてはどうでしょうか。
Adobe Photoshop Lightroom 3